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「観光」について
最近は、ほとんど聞かなくなった「レジャー&余暇」っていう言葉
その昔、欧米に憧れていたヒトたちのココロをクスグッた、響き
その言葉が持ち出され始めた頃、日本には色んな「開発ブーム」が起こり、日本国中に「 グリーンピア 」をはじめ、色んなレジャー施設が建設された
それはまた、スキー・ブームとリンクする...
確かに、人間は「遊ぶ存在」であり、働くだけが人生ではない
けれど「生活の質」とは、自分のココロの問題であり、その頃は、タダ踊らされていたに過ぎなかった
ある種、それを仕掛けることによって、得(≠徳)のある者たちに作られた、ブームに乗っかっただけ...
新しいことをするには、新しいテーマあるいは、言葉としてのスローガンが必要になる
そして、一見、それは「正しい!」様に見えるために、色んな理論武装や修飾がされている
その匂いは、未だに色んな分野でも、臭ってくる ...
ヒトを結ぶ「色んな道(≒路)」
その上には、色んな者&物が移動している
それは、大きく分けると、3つの分類に分けることが出来る
1つ目が、生活する上での「道」
2つ目が、物流のための「道」
3つ目が、観光目的で移動するための「道」
このときの「観光」の意味を、もう一度、考えてみなければならない
「レジャー」という言葉が躍っていた頃の感覚で、それを捉える時代は、もう終わりにしなければならない
それは「観音」に通じる、ある種、自分と違うヒトを知る、そして自分を知るための道程
まずは、そのポイントを押さえなければなければならない
今年、新たに出来た(あるいは、格上げになった)「 観光庁 」
未だに続く「ダム建設」などと同じ様に、ただ単に「何かを作ること」が目的化した組織でないことを望むのみ ...
2008.12.28 記